売却相談事例
ここでは習志野不動産売却エージェントにご相談いただいた売却事例の中から、いくつかをご紹介します。不動産の売却はお客様により事情もお悩みも様々です。売却をご検討するにあたり、ご不安なことやお困りのことがあれば、どんなことでもまずは習志野不動産売却エージェントにご相談ください。
一戸建てに住み替えたいとのご希望から、マンションの売却のご相談に来られたS様。
購入先の一戸建てが見つかっていませんでしたが、買い替えの資金計画を立てるためお住まいのマンションの査定を実施。査定金額には納得されたものの、マンションが売れなかったら…、売れても住みたい新居が見つからなかったら…と心配されていました。売るのが先の場合は仮住まいが必要になることや、買うのが先になった場合は短期借り入れや二重ローンになる可能性があるなど、売却と購入のどちらを先行するかによるそれぞれデメリットについて詳しくご説明いたしました。
今後いい物件が出た時にすぐに決断したいということでしたので、早速マンションの売却を開始することにしました。まだ購入物件が見つかっていないことから、売り出しの価格は当初の査定価格よりも高めの設定で売却活動をスタート。査定価格以上で売れれば住宅ローンを完済した上で、期間内に購入物件が決まらないとしても、金銭的な余裕を持って仮住まいすることが可能です。売却活動を開始すると立地条件がよかったこともあり反響は多く入りましたが、価格の折り合いがつかず、しばらくは購入申込に至らない状況が続きました。
同時に一戸建ての物件探しも開始。S様はご希望のエリアや間取り、価格がハッキリしていたため、これはという物件が出る度、ご案内をさせていただきました。実際に物件を見る中で、細かな希望や優先順位が整理され、2ヶ月後に建売の新築戸建ての購入を決断されました。
このタイミングでマンションの販売価格を、当初査定価格に近い金額に見直したところ、まもなく買い手が見つかり、無事、成約することができました。
S様からは、「最初はうまく進んでいくのか不安でしたが、逐次、打ち合わせをしながら進められたので安心して任せられました」とのお言葉をいただきました。
しっかりとした資金計画を立てた上で、売却先行または購入先行の場合のメリットデメリットをご理解いただき、状況に合わせて素早くご判断いただけたことがスムーズなお住替えにつながりました。売主様の状況を正確に把握し、実現可能な方向性を明確に示しながら安心してご判断いただけるようなご提案をさせていただくことが大切と考えております。今後もその方に合った最適なお住替えプランをご提案しサポートしていきたいと思います。
【その他のご相談事例】
勤務先の業績不振により、ボーナスカットなど収入が減少したため、ローンの返済が厳しくなり、ご自宅の売却のご相談に来られたK様。
パートされている奥様の収入と貯金で何とか乗り切ってきましたが、徐々に住宅ローンを滞納するようになってしまいました。自己破産しなければいけないのではないかという心配もされたそうですが、色々調べたところ任意売却という方法があることを知り、ご相談されたそうです。
K様にはあらためて現状の把握をしていただいた上で、任意売却の手続きがどのように進むのかや新生活の準備についてもご提案し、今後の方針が決まりました。ご自宅の査定価格は1500万円。結果的にほぼ査定価格で売却することができましたが、K様の住宅ローン残高は1600万円だったため、100万ほどの残債が残りました。金融機関と交渉して月々1万円の支払いで和解でき、生活も精神的な負担も軽減され、賃貸住宅での新生活をスタートされました。
K様からは「この先どうしようかと焦り不安ばかりでしたが、思い切って相談した結果、ベストな解決に導いていただいて感謝しています」とお言葉をいただきました。
住宅ローンの返済が困難になった場合には、日々滞納額が増加するため、とにかく早めの対応が大切です。K様の場合は幸い早期にご相談いただき、最初から躊躇わずに詳細なご事情をお話しいただいたことが成功のカギとなりました。
【その他のご相談事例】
敷地の広い土地を買って家を建てたため、ご自宅を売りに出されていたO様。
一括査定サイトを利用し、査定価格の一番高かった不動産会社が大手だったことから売却を依頼したものの、当初から反響が少ないまま3ヶ月が経ち、頻繁に値下げを要求されることにもお困りで、習志野不動産売却エージェントにご相談に来られました。
まずはO様に不信や不安を払拭いただけるよう、当社の売却活動についての考え方をご説明した上で、査定価格の検証、お部屋の状況確認などを行って今後の活動方法をご相談するとともに、内見時のアドバイスをお伝えしました。販売価格は当初のまま、当社ホームページやポータルサイトへの掲載、当社会員様へのメール案内を行ったところ、早々に反響がありました。お掃除や整理整頓のほか、空間を明るくすることや匂いに気を付けるといったお部屋の印象を良くするためのポイントをお伝えし内覧の準備していただいたところ、4件目にご案内したお客様でご契約となりました。
O様からは「もし、お部屋の印象を良くするというアドバイスが無ければ、大幅な値下げをすることになったかもしれません。売る側の立場に立って考えてくれる不動産会社を選ぶことが大切だと思いました。本当にお願いしてよかった」とおっしゃっていただきました。
第三者の目線は厳しく、自分が思っているほど自分の家を高く評価してくれるとは限りません。住んでいるとご自分では気づかないことも多いため、内見時は第三者の目線でちょっとしたことに気を付けていただくと、お部屋の第一印象がアップします。販売の活動はもちろんですが、ご契約からお引渡し完了まで、不動産のプロとして売主様にご安心いただける対応を心がけて参ります。
【その他のご相談事例】
離婚により自宅一戸建ての買い取りをして欲しいとご相談いただいたI様。
色々事情を伺うと、住宅ローンの返済の他、カードローン、固定資産税も滞り、非常に困窮しているとのことでした。I様は生活のため、最低でも住宅ローンを完済したいご意向でしたが、買い取りでは残債一括返済や滞納金が支払えないことをご理解いただき、任意売却で全額返済を目指すことになりました。 売却仲介依頼をいただいて販売活動を始めると、反響はあるものの、購入希望の方がなかなか見つからず2ヶ月ほど経過しました。
その間にI様のカードローンの延滞で土地に仮差押えがついてしまいます。抹消しないとこのままでは売却できなくなってしまうことをお伝えし、ご両親に頼み込み何とか資金繰りをして仮差押えを抹消。販売再開したところで、たまたま近所で物件を探していた方が現れ、抵当権が抹消できるギリギリの価格でご成約いただきました。
I様からは決済後、「一度は破産を覚悟しましたが、乗り越えることが出来て助かりました」とのお言葉をいただきました。
I様の住宅ローン債務は延滞金を含め完済することが出来ましたが、もう一歩遅ければ手遅れになっていたかもしれません。住宅ローンの延滞がある場合、時間がかかるほど売却が難しくなります。こうした売却では「恥ずかしい」ということがあると思いますが、お客様の状況をきちんと把握できていれば良い方向に進みます。全ての状況をお話しいただくことこそ、ご売却のポイントになるということをご理解いただけるよう努めて参ります。
【その他のご相談事例】
お買替えで新築住宅に引っ越され、住む予定のなくなった戸建の売却をご相談に来られたT様。
親子共有名義とのことで、ご高齢のお父様の意思確認をさせていただき、売却依頼をお受けしました。
販売活動は順調に進み、2ヶ月後、売却が決まった際、お父様は委任状で契約となりました。しかしその後、次第にお父様の判断能力の状態が悪くなってしまいます。そして引き渡しまでの日数が迫ってT様が司法書士と面会した時には、すでに意思確認が難しい状況に。そこでT様本人が後見人になる手続きをすることになりました。
裁判所の手続きは滞りなく進みましたが、2ヶ月近くかかります。その間、引き渡しの準備を進めながら手続き完了を待っていましたが、あと数日というところでお父様が急逝。後見人の完了を待たずして急遽、相続登記を行うことになりましたが、買主様側のご理解もあり、1ヶ月後、無事引き渡しが出来ました。
T様には「さまざまな部分で難しい状態に直面しましたが、最後までしっかり対応してもらえて本当に助かりました」とお言葉をいただきました。
買主様のご理解により、当初の引き渡し日から3ヶ月待っていただくことができましたが、売主様の都合で引き渡しが大幅に遅れる場合は解約や値下げを求められる可能性もあります。後見人となると躊躇される方も多いのですが、法的手続きは時間がかかるため、必要と分かった時点で手続きを進めた方がスムーズな場合もあります。また最近では家族信託という方法もございますので、分からない、悩んでいるということは早めにご相談いただくことが、納得の行く不動産売却につながると思います。
【その他のご相談事例】
バブル絶頂期に郊外の別荘地を購入し、自宅として一戸建てを建築したM様。
土地500坪、建物100坪以上の大型注文住宅でしたが、ご年齢とともに不便を感じるようになり、お子様のお近くへ引っ越すこととなり売却のご相談に来られました。
購入時は億を超える金額だったことから、ご相談当初にはそれなりの販売価格を希望されていましたが、相場とあまりにかけ離れていたため、市場動向などを詳しくご説明しながら数ヶ月ほどかけてご理解いただき、相場よりは少し高めでしたが販売を開始しました。相談開始から1年半。サラリーマンでも購入できる価格に下げ成約することができました。
購入者はリタイヤされた方で、市街の建売一戸建てからのお住み替え。別荘地の立地がベストとのことで、建物をリフォームしてそのまま住替えることでご契約いただきました。
M様には「大変長い期間でしたが相談に乗ってもらったおかげで売却ができました。初めは受け入れ難い金額でしたが、しっかり状況をご説明いただき納得することができました。もしあの時金額にこだわり続けていたら、まだ売却できていなかったかもしれないので、本当に任せてよかったと思っています。」というご感想をいただきました。
別荘物件の場合、土地だけの物件より、建物付きの物件のほうが契約になる確率が高いため、丁寧に住んでいただけると売りやすくなります。売ることを優先するか、希望の金額を優先するかをしっかりご理解いただき今後も最善のご提案をしていきたいと思います。
【その他のご相談事例】
お父様が相続した実家(空き家)の売却について、お父様の代理として査定依頼をされたご子息のA様。
当初は、同業他社様との競合があり、売出しから3ヶ月は一般媒介で依頼をいただきました。
その間、自社ホームページやポータルサイトへの掲載、チラシなど積極的な販売活動を行ない、しっかりと報告活動とご提案を行ないました。なかなか成約には至りませんでしたが3ヶ月後、当社の活動状況をご評価いただき、当初の一般媒介契約から当社のみに販売を委任する専任媒介契約のご依頼をいただくことになりました。
物件には築40年以上の古家がありましたが、中古戸建として売却すると同時に売り土地としても情報を発信していった方がいいと感じ、A様にご提案、ご自身も中古戸建として売却するより、更地にした方が売却しやすいのではないかと考えておられていたため、解体をして販売することとしました。古家の解体業者をご存じではなかったため、当社でおつきあいのある業者様を紹介させていただき更地にしたところ、すぐに購入のお申し込みをいただき契約になりました。
また、A様からは不動産を売却した際にかかる税金について、できる限り抑える方法がないかといったご相談もありました。
今回の件は相続財産の売却になるため、居住用財産を売却した際の特例外です。そこで平成28年度から税制改正で設けられた「空き家の譲渡所得の3,000万控除」が適用になるか、すぐに調査を行いました。しかしA様の場合、お祖父様が生前に住民票をご自宅から施設に移動していた事が分かり、残念ながら控除の適用外となってしまいました。
A様からは「売却の提案だけでなく、色々親身になって調べてくれたので、本当に納得の行く取引だった」とのお言葉をいただきました。
今回は税金の軽減対策特例に該当するものではありませんでしたが、税金や節税についての相談もしていただけてよかったと思います。当社では税理士とも提携しておりますので、さまざまなご相談に対し、専門家の意見も確認の上、対応しております。また必要に応じて税理士のご紹介もさせていただいております。
【その他のご相談事例】
どんなことでもお気軽にお問い合わせください
☎︎047-479-3122